スタディサプリ小学講座は効果ある？口コミと評判をもとに小1・小2の活用法を紹介

「スタディサプリって、小1や小2の子でも効果あるの？」
そんな疑問を持つ保護者の方は少なくありません。

 

スタディサプリ小学講座は、これまで小4〜高3向けとして知られていましたが、最近では小1・小2にも対応した「0円コース」が登場し、より幅広い年齢層に支持されています。

 

とはいえ、オンライン教材は子どもによって向き不向きがあり、「本当に続けられるのか」「効果はあるのか」といった不安もあるはずです。

 

この記事では、スタディサプリ小学講座の口コミや評判をもとに、小1・小2の子どもに実際に効果があるのかどうかを検証しながら、効果的な活用法や注意点をまとめました。

 

「他の教材とどう違うの？」「うちの子でも使いこなせる？」という方も、ぜひ参考にしてみてください。

スタディサプリ小学講座は、リクルートが提供するオンライン学習サービスです。
小学生〜高校生まで一貫したカリキュラムが特徴で、月額1,815円（税込／12か月一括払い時）というコストパフォーマンスの高さから、長年多くの家庭に選ばれてきました。

 

授業はすべて映像形式の解説つきで、基礎から応用までをカバー。学校の教科書に準拠した内容になっているため、予習・復習のどちらにも活用できます。

小学1・2年生でも使える？「0円コース」に注目

スタディサプリ小学講座はもともと小学4年生以上が主な対象でしたが、2024年からは小学1・2年生向けに「0円コース（フリーコース）」が登場し、注目を集めています。

 

この0円コースは、無料で毎月12レッスンを受講できる内容となっており、「まず子どもに合うか試してみたい」という家庭でも気軽に始めやすくなっています。

 

有料の「ベーシックコース」では、全学年・全教科の授業が見放題となり、「国語が得意だから先取りしたい」「算数の復習をしたい」など、個々のペースに合わせた使い方ができるのも大きなメリットです。

利用に必要な端末・料金プランについて

スタディサプリの利用に専用タブレットは必要ありません。
自宅にあるパソコンやタブレット、スマートフォンがそのまま使えるため、端末到着を待たずにすぐ学習をスタートできます。
料金プランは以下の通りです。

なお、ベーシックコースは14日間の無料体験があり、実際の授業内容を見てから続けるかどうか判断できる仕組みになっています。

スタディサプリ小学講座が本当に効果があるのかどうかは、実際に使っている家庭の声を見ることで、より具体的にイメージできます。
ここでは、小1・小2の子どもを持つ保護者の口コミや評判をもとに、スタサプの実力を検証していきます。

良い口コミ（子どもの反応・保護者の評価）

動画授業がわかりやすく、集中しやすい

「先生の説明がハキハキしていて、うちの子も集中して見ていました」
「学校よりも丁寧で、イラストや図解が多いのでわかりやすいようです」

 

スタディサプリは、講師の説明が小学生にも伝わるように工夫されており、図やアニメーションも豊富です。
特に低学年の子どもにとっては、映像で「見て学べる」ことが大きなメリットになります。

家庭学習の習慣づけに役立った

「毎日10分でも“机に向かう習慣”がついたのがありがたい」
「習い事で忙しくても、タブレットでサッと取り組めるのが便利」

 

勉強の習慣がまだ身についていない小1・小2の時期に、スタサプのような「自分のペースで学べる教材」は、“毎日やる”という行動のきっかけになりやすいようです。

兄弟で使えるのでコスパがいい

「上の子が高学年、下の子が小1。同じアカウントで2人分見られて助かっています」
ベーシックコースは学年・教科を問わずすべて見放題なので、兄弟姉妹で使う家庭からはコスパ面の評価も高いです。

悪い口コミ（デメリット・注意点）

難しすぎると感じる子もいる

「小1の息子には少し難しい単元もあって、フォローが必要でした」
「“わからない”と途中でやめてしまうことが何度かありました」

 

スタサプは教科書レベルを超える内容も扱うため、まだ抽象的思考が育っていない子には難しく感じる場面があるようです。
親が一緒に見てあげる、あるいは学年を下げて学習するなどの工夫が必要になります。

自分で学習を進められない子には不向き

「親がついていないと、再生ボタンを押すだけで終わってしまう」
「“今日はどの授業やる？”と毎回聞いてくるので、計画が必要」

 

特に低学年のうちは、「教材を与えれば自動で勉強する」というわけにはいかないという声も多く見られました。
保護者の関わりがゼロで済むわけではなく、習慣化や声かけは必要だといえるでしょう。

 

全体としては、
・子どもの特性に合えば高い効果が期待できる
・導入時のサポートや使い方によって差が出る
という評価が多く見られました。

スタディサプリが小学校高学年〜高校生に支持されてきたことは広く知られていますが、小1・小2といった低学年でも本当に効果があるのか？という疑問には、慎重に向き合う必要があります。

 

ここでは、実際の利用状況や教育視点から、スタディサプリが低学年でも“効果的に使えるかどうか”を見ていきます。

「0円コース」で効果を見極めるのがおすすめ

まず、小学1・2年生の場合は無料の「0円コース（フリーコース）」から始めるのが非常に有効です。
このコースでは、毎月12レッスンが無料で利用でき、お子さんの理解度や集中力に合っているかをしっかり試せます。

 

「無料だからこそ気軽に試せる」だけでなく、有料のベーシックコースと同じ授業の一部を視聴できるため、本格利用を検討するうえでも十分な判断材料になります。

向いている子・向いていない子の特徴

スタディサプリが「合う子・合わない子」は明確です。
以下の表に、簡単に整理してみました。

特徴	向いている子	向いていない子
集中力	動画を10〜15分程度見続けられる	数分で飽きてしまう
学習スタイル	視覚・聴覚で学ぶのが得意	手を動かして覚えるタイプ
自主性	興味のある単元を自分で選べる	指示がないと行動できない
ご家庭の状況	保護者が声かけ・確認できる	完全に子ども任せになりがち

つまり、“ひとりで勉強できるか”より、“親がどこまで関わるか”が効果を左右するとも言えます。

親のサポートで効果が大きく変わる

スタサプを使って効果を出している家庭の多くが、次のような工夫をしています。

こうしたフォローを通じて、ただ動画を見るだけでなく、“学ぶことを楽しむ”習慣が育つという声が多数あります。

 

もちろん、習慣化できればその後は親の手を離れても継続しやすい教材でもあります。

スタディサプリ小学講座を最大限に活用するためには、年齢に合った工夫と家庭でのサポートが欠かせません。
とくに小1・小2のうちは、ただ動画を見せるだけでは学習効果が出にくく、「どう使うか」次第で結果が大きく変わってきます。

 

ここでは、スタディサプリを低学年で活用するための具体的なポイントを紹介します。

学習習慣をつけるコツ

まず大切なのは、「毎日続ける仕組み」をつくることです。
スタディサプリは学校のように決まった時間に授業があるわけではないため、生活のなかにうまく組み込む必要があります。

 

おすすめは以下のようなパターンです

小学生は「がんばりの見える化」にモチベーションを感じやすいため、達成感を味わえる工夫も効果的です。

1日の学習時間の目安

低学年の場合、長時間の学習は逆効果になることもあります。
1日1～2レッスン（10〜20分）が基本と考えてよいでしょう。

 

「1教科ずつ、週替わりで取り組む」
「平日は1レッスン、土日に好きな科目を追加」
など、家庭ごとの生活リズムに合わせた設定が成功のポイントです。

市販ドリルとの併用でアウトプットを補う

スタディサプリの弱点として、「書く」学習が不足しがちという声があります。
そのため、100均ドリルや市販の漢字・計算練習帳を併用することで、アウトプット力を補う家庭が多いです。
たとえば
・スタサプで「分かる」→ ドリルで「できる」に変える
・視聴後に1問だけノートに解かせるルールを作る
・保護者が「今日の授業、これだけ書いてごらん」と簡単な出題をする
このように、インプット＋アウトプットのバランスを取ることで、理解が定着しやすくなります。

スタディサプリが気になっているご家庭の多くは、同時に他の通信教材（スマイルゼミや進研ゼミなど）と比較して検討しているのではないでしょうか。

 

ここでは、スタディサプリと代表的な教材との違いを「教材形式・価格・自由度・サポート」の観点から整理します。

スマイルゼミ・チャレンジタッチとの比較

※価格は学年や支払方法により変動します

スタディサプリの優れている点

・専用端末が不要なので、導入コストが圧倒的に低い
・月額1,815円と、長期的に見ても安価に学習を継続できる
・学年をまたいだ“先取り”や“復習”が自由にできる
この自由度の高さは、他社教材にはあまり見られません。

他社に比べて劣る点・注意点

・学習の進捗管理や自動サポート機能は弱め
・書いて覚えるアウトプットがやや不足する
・低学年には親のサポートが不可欠
自動採点機能や“ほめる仕組み”を重視するご家庭には、スマイルゼミやチャレンジタッチのほうが合っているかもしれません。

スタディサプリが向いている家庭とは？

・自由に先取り・復習させたい
・兄弟で1つの教材を共有したい
・習い事などで忙しく、柔軟に使える教材が欲しい
・専用端末を買いたくない／今あるタブレットで済ませたい
・まずは無料で試してから決めたい

 

このような条件に当てはまるご家庭には、スタディサプリは非常に相性が良い教材といえるでしょう。

スタディサプリ小学講座は、「コスパが良く、自由度が高い」オンライン学習教材として、これまで多くの家庭に支持されてきました。
そして今、小学1・2年生向けの「0円コース」が登場したことで、低学年から無理なく始められる選択肢としても注目されています。

 

口コミや評判を見ても、以下のような評価が目立ちました。

スタディサプリの評価まとめ

✅ 良い点

⚠️ 注意点

小1・小2へのおすすめ度は「高い（ただし条件つき）」

結論として、スタディサプリは小1・小2にもおすすめできますが、「合う条件」があることを理解した上での導入が大切です。
特に次のような家庭であれば、非常に相性が良いでしょう。

 

・学校の授業に物足りなさを感じている
・先取り学習や習慣づけを始めたい
・他の教材と比較してから決めたい（まずは0円コースで試す）
・専用端末を購入せず、既存の端末で完結させたい

 

まずは0円コースから気軽に試してみることで、お子さまとの相性や学習効果を確認することができます。
その上で必要であれば、ベーシックコースに切り替えて継続するという選択も可能です。

 

「続けやすさ」「自由度」「コスト」など、通信教材に求める要素が合致していれば、スタディサプリは低学年の家庭学習における“強力な味方”になるでしょう。