スタディサプリは高校受験に効果ある?中学生の口コミ・評判と塾との併用パターンを徹底解説

スタディサプリは高校受験に使える?中学生の口コミ・評判、塾との併用法や料金まで徹底解説。合う子・合わない子も紹介。

スタディサプリは高校受験に効果ある?中学生の口コミ・評判と塾との併用パターンを徹底解説


「スタディサプリって高校受験にも使えるの?」
「塾に通わず中学生が独学するのはアリ?」

 

中学生の高校受験対策を考える保護者の間で、スタディサプリの評判が気になる人は多いはずです。

 

月2,000円以下という圧倒的コスパ。プロ講師によるわかりやすい映像授業。そして“自宅でいつでも”学べる手軽さ。

 

その一方で、「質問できないのが不安」「続かないって聞くけど本当?」といったリアルな声もあります。

 

この記事では、スタディサプリを使って高校受験に挑戦した中学生たちの口コミ・評判をもとに、

・実際にどんな効果があったのか?
・塾なしで合格できたケースはあるのか?
・塾との併用で効果的なパターンは?
・コスパ・料金の現実は?

といった疑問にひとつひとつ答えていきます。

 

スタディサプリを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。「塾だけに頼らない受験スタイル」が見えてくるはずです。

スタディサプリってどんな教材?高校受験に使える?

「スタサプって、そもそもどんな教材なの?」
「うちの子の高校受験に本当に使えるの?」
そう感じている保護者の方に向けて、まずはスタディサプリの基本から整理します。

中学生向けスタディサプリの基本情報と使い方

スタディサプリ(通称スタサプ)は、リクルートが提供する映像授業型の通信教材です。
中学生版は、英・数・国・理・社の5教科すべてに対応。一部の実技教科対策や定期テスト対策にも使えます。

・月額:1,815円(年払い)/2,178円(月払い)
・授業数:約5,000本以上の講義動画が見放題
・テキスト:PDF無料/冊子は有料で購入可
・利用端末:PC/スマホ/タブレット(アプリあり)
・質問機能:なし(完全自学型)

スマホひとつで始められる手軽さと、ハイレベルな講師陣による“わかりやすい授業”が支持されています。

高校受験に対応している科目・機能は?

スタディサプリは、単なる予習・復習用にとどまりません。
中学3年間の全単元がカバーされており、高校受験までしっかり対応できる内容になっています。

英数国理社+実技4教科もサポート

・英語:文法・読解・リスニング対応
・数学:基本から応用まで段階別
・国語:読解・文法・古文の基礎もカバー
・理社:要点をおさえた効率的な講義
・実技対策:音楽・保体・美術・技術家庭の定期テスト対策教材あり

高校受験対策向けの活用方法

・入試頻出単元をピンポイントで視聴
・苦手単元だけ何度も繰り返して復習
・定期テストで内申点を取りに行く勉強にも最適
・塾の補助教材/自学の土台としても有効

スタディサプリだけで高校受験は可能か?

結論からいえば、「志望校のレベルと本人の自走力次第」です。
・【可能】内申重視の公立高校・基礎重視の私立
・【難しい】記述中心の難関校・作文/面接対策が必要な学校
スタディサプリは「理解を深める授業」と「反復演習」が強みですが、記述添削や面接練習などは非対応。
そのため、難関高校や推薦入試を目指す場合は、別の対策(Z会・塾・家庭教師)との併用が現実的です。

中学生ユーザーの口コミ・評判|メリット・デメリットをチェック

スタディサプリを高校受験に活用しているご家庭の声はさまざま。
「効果があった」「続かなかった」など、中学生本人や保護者のリアルな口コミ・評判から見えてくる傾向をまとめました。

良い口コミ|「わかりやすい」「自分のペースでできる」

まずはポジティブな口コミから。
特に多かったのが「とにかく授業がわかりやすい」という声です。

「学校よりわかりやすい。何度も巻き戻して聞けるのがありがたい」
― 中2男子・埼玉県(公立志望)

「塾と違って時間に縛られず、夜10時からでも勉強できるのがよかった」
― 中3女子・神奈川県(併願私立あり)

また、解説講師の“キャラが立っている”点もモチベにつながっているようです。
・「英語の関先生の授業が面白くて苦手が克服できた」
・「歴史の語り口がドラマみたいで記憶に残る」
こうした“楽しく続けやすい”感覚が、スタディサプリの強みです。

悪い口コミ|「質問できない」「続かない子も」

一方で、ネガティブな口コミで多かったのは、次のような不安。

「わからないところを誰にも聞けないので、そこで止まってしまう」
― 中1男子・京都府

「スマホを渡すと動画以外のことをしがち。結局見なくなって終わった」
― 保護者・大阪府

また、「テスト前にまとめて見て“やった気”になってしまう」「習慣化しないと全然活用できない」など、
“自分で続けられる子向け”という側面は否めません。

実際に効果を感じた人の声|合格体験から見える特徴

成功事例もあります。
たとえば、塾に通わずスタディサプリだけで合格したケースでは…

「部活引退後、本格的にスタサプで毎日学習。動画でインプット、PDFで演習、を繰り返した」
― 中3男子・岐阜県(公立進学校に合格)

「スタサプ+親のサポートでルーティン化できた。わからないところは学校で質問」
― 保護者・東京都(都立推薦合格)

やはりポイントは「使い方次第」
・目的をもって単元を選ぶ
・毎日コツコツ取り組む
・わからない部分は別の手段で補う
この3点ができれば、スタディサプリは“塾に代わる武器”として機能します。

塾との併用はあり?スタディサプリ活用パターン3選

「スタディサプリ1本で受験対策できるのか不安…」
「塾とどう使い分ければいいのかわからない」

 

そんな声に応えるべく、ここでは実際によくあるスタディサプリと塾の併用パターンを3つ紹介します。
塾だけではカバーしきれない部分や、スタサプの強みを活かす使い方に注目してください。

パターン①|塾+スタサプで“苦手単元だけ補強”

一番多い併用法がこちら。
塾ではカリキュラム通りに進むため、「わからないまま置いていかれる」ことも。

「塾でつまずいた単元をスタサプで動画復習。テスト前に見直せて安心でした」
― 中3女子・千葉県

スタサプは単元ごとに講義が分かれているため、ピンポイントで苦手を補強できるのが強みです。

パターン②|スタサプ中心+週1の個別指導で自学管理

「塾には最低限だけ行って、あとはスタサプで自主学習」というパターン。
最近増えているのが、“費用を抑えて自由度を高めたい”層のこの使い方です。

「スタサプで毎日2コマ見て、週1回だけ個別塾で質問&理解確認」
― 中3男子・愛知県

塾の回数を抑えることで費用も抑えられ、
スタサプによる自宅学習で学習量とコスパを両立することができます。

パターン③|親が学習管理+スタサプで自走学習スタイル

完全に自宅学習型にシフトし、親が“塾の代わり”に進捗をチェックするスタイルも。

「毎週の目標を決めて、見た動画と演習内容をLINEで報告させていました」
― 保護者・東京都

特に部活や習い事で時間が取りにくい中学生には、この「塾に通わなくても計画的に進められる仕組み」が効果的です。

併用時の注意点と成功のコツ

併用する場合、以下の点に注意しましょう。
・スタサプは“やるだけ”になりがち → 進捗管理が必須
・塾と内容が被ることもある → 明確に役割を分ける
・時間の使い方をルール化しておくと継続しやすい
スタサプは“自由すぎる”反面、ちゃんと設計すれば非常に強力な補助教材になります。

スタディサプリの料金は本当に安い?塾との費用差を比較

「スタディサプリって安いって聞くけど、実際どれくらい違うの?」
「塾と比べて本当にお得なの?」

 

ここでは、スタサプの料金体系を整理しつつ、塾との年間コスト差や教材費・追加費用についても詳しく比較します。

スタディサプリの料金プランと支払方法

スタディサプリ中学講座の料金は非常にシンプルです。

プラン 月額料金(税込) 備考
月払い 2,178円 いつでも解約可
年払い 21,780円(実質月1,815円) 一括支払いで割安

・5教科見放題+定期テスト対策つき
・テキストはPDF無料ダウンロード(冊子購入も可能)
追加料金はほとんどなく、1日あたり約60円で全教科対応の学習ができる設計です。

塾と比べて年間いくら違う?費用比較表

中学生の塾費用は、文部科学省の調査でも「平均 約30,000円/月」とされています。
以下、年間コストを比較するとその差は歴然です。

塾と比べて年間いくら違う?費用比較表

中学生の塾費用は、文部科学省の調査でも「平均 約30,000円/月」とされています。
以下、年間コストを比較するとその差は歴然です。

学習形態 年間費用目安(税込) 特徴
スタディサプリ(年払い) 約21,780円 5教科+定期テスト対応/自宅でOK
集団塾(週2〜3) 約30万円〜50万円 通塾型/個別指導なしの場合も
個別指導塾(週1〜2) 約50万円〜80万円 1対1/1対2指導/高額になりやすい

塾との費用差は年間で20〜60万円以上。
「コスパ重視で高校受験対策をしたい」という家庭にとって、スタサプは圧倒的に低リスクな選択肢です。

教材費・オプション・テキスト代など追加費用は?

スタディサプリの追加費用はほぼありませんが、以下の点には注意しておきましょう。
・冊子テキストを購入する場合:約1,320円/冊(教科ごと)
・英検対策講座などの有料講座 → 中学講座とは別契約
・ネット環境・端末代(スマホ/PC/タブレット)
ただし、動画・演習・確認テストなどはPDFで無料提供されているため、必要最低限のプリント環境があれば、ほとんど追加費用なしで活用できます。

スタディサプリが向いている中学生・向いていない中学生

スタディサプリは優れた教材ですが、すべての中学生に適しているわけではありません。
ここでは、実際の口コミ・利用傾向から見えた「向いている子・向いていない子」の特徴を整理します。

スタディサプリが向いている中学生の特徴

自分のペースでコツコツ勉強できるタイプ

・決まった時間に机に向かえる
・スマホやPCでの学習に抵抗がない
・解説を聞けば一人でも演習に取り組める

講義形式の授業が好きな子

・「まずは理解したい」というタイプ
・学校の授業がわかりにくいと感じている
・人気講師の話を聞くことでやる気が出る

通塾が難しい家庭/費用を抑えたい家庭

・習い事・部活で塾に通う時間がとれない
・移動に不安がある
・教育費を抑えつつ効果的な学習を探している
これらに該当する場合、スタディサプリは「塾代わり+家庭学習の柱」として十分活用可能です。

スタディサプリが向いていない中学生の特徴

受け身で学習する傾向が強い子

・誰かに言われないと勉強しない
・自分でスケジュールを管理できない
・質問できる環境がないと不安になる

記述対策・添削が必要な受験校を目指している子

・都立・県立の記述中心の問題
・作文・小論文が課される推薦入試
・面接対策が必須の学校
このような場合は、Z会や塾、家庭教師などとの併用が現実的です。スタディサプリだけで完結しようとすると、アウトプット力が不足しがちです。

続けるための工夫・声かけのコツ

スタディサプリを継続活用するには、家庭でのサポートも重要です。
・「今日どこまで進んだ?」と軽く聞く
・見た講義内容を口頭で説明させてみる
・カレンダーやToDoで習慣化を促す
また、「勉強している姿を褒める」ことがモチベーション維持の鍵になります。

まとめ|高校受験にスタディサプリはどう活用すべきか?

スタディサプリは、中学生の高校受験対策を“手軽に、安く、続けやすく”実現できる教材です。
映像授業のわかりやすさや、自由に使える柔軟性は、
「塾のように通う時間がない」
「費用を抑えながら基礎から受験対策したい」
というご家庭にとって、非常に魅力的な選択肢です。

こんな中学生におすすめです

・学校の授業についていけず復習したい
・定期テストでしっかり点を取りたい
・映像で理解するのが得意
・自分でコツコツ進められるタイプ
・塾の費用や通塾時間がネックになっている
こういったお子さんには、スタディサプリは**コスパ最高の“自宅学習ツール”**になります。

ただし、スタサプだけでは足りないこともある

・記述の添削
・面接・小論文の対策
・質問できる環境
・学習計画の管理

こうした部分は塾やZ会、家庭教師と併用したり、親が軽くフォローしてあげることで十分に補えます。

まずは無料体験から“合うかどうか”を確かめよう

スタディサプリは14日間、すべての機能を無料で試せます。
※クレジットカード登録のみで利用可能/途中解約もOK
体験してみると、「これなら続けられそう」「動画の雰囲気が子どもに合っている」といった感覚がつかめるはずです。
塾がすべてではありません。今の時代、家でもここまでできる。
そう感じる第一歩として、スタサプを試してみる価値は十分あります。